先日予告いたしましたが、
5月29日(日)に「
今日から80(ハジマル)復興イベント“元気な野田村、出発式”」に
出演してまいりました。(画像は、野田村通信ブログさんから拝借しました。)
何を隠そう、バンドとして市外で演奏するのは初めてのことで、ちょっと緊張でした。
会場は一見なんともなく感じますが、実は、津波で中身が流された中空の倉庫です。
地域とボランティアの方々が必死で片付け、何とか人が入れる状態ですが、
実は地面のコンクリートのたたきは、細かい砂ぼこりで機材は真っ黒。
四方の壁はほとんど抜かれていて、風雨が吹き込む状態。
その砂埃は、いったん濡れれば粘土状の真黒な泥と化し、
被災のひどさを感じざるを得ません。
そんな会場でしたが、荒天にもかかわらず予想以上の人出。
暖かな拍手と、大きな歌声をいただきました。
ある曲では
涙を流して聴いていただいたり、
メンバーまで泣いてしまったり(笑)、
予定外のアンコールや第二部まで設定していただきました。
結局、予定では8曲でしたが、なんと13曲も演奏させていただきました。
本当に貴重な時間を共有させていただき、メンバー一同、感激を胸に帰路につきました。
いずれにせよ、被災地の一刻も早い復興と、
住民の方々に笑顔が戻ることをお祈りしています。
イベントの詳細な様子は、
野田村通信ブログ、
野田村社会福祉協議会、
やませデザイン会議、
岩手日報、
三陸鉄道ブログでご覧ください。